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慢性的な肩こり、腰痛を治したいです

Q&A  冷え性

こちらは爽快整体院のQ&Aの回答になります。全国から寄せられるご質問に対してお答えさせて頂いております。

慢性的な肩こり、腰痛を治したいです|ご相談内容

Mさん:普段、デスクワークの30代女性です。10年以上の慢性的な肩こり腰痛、末端冷え性に悩んでおります。
運動不足から起きているのかと思い、自宅でできるストレッチや軽い運動を取り入れてみましたが、一向に良くなりません。
肩甲骨のあたりがガチガチに固まって動きにくく、少し動かすとズキッと痛みます。腰痛は常にあるのですが、ひどい時には立ち上がるのもやっとです。
この痛みや通年の冷え性を直そうと、身体を温める漢方薬をお医者さんでもらって服用していますが、効き目がありませんでした。
こういった不調は整体を受けて改善されますか?また、どのくらいの期間、通院すると効果が出てきますか?

回答

初めまして、愛知県西尾市で整体院を営んでいます爽快整体院院長の内田と申します。

Mさんの「慢性的な肩こりと腰痛」のお悩みお察しいたします。

当院にも腰痛、肩こり、冷え性の施術でご来院されて、改善している患者様が多いですので、ご参考になればと思い投稿させていただきました。

まずデスクワークを半日以上されている方には、腰痛や肩こりに悩まされているケースが非常に多くあります。

その一方で、同じ仕事をされているのに腰痛や肩こりになられていない人も必ず存在しています。

当院で施術を受けられている患者様は、過去に酷い腰痛や肩こりを悩まされていたにもかかわらず、半年後には前のように慢性的な腰痛や肩こりが出なくなった方も数多くいらっしゃいます。

この違いってどういうところにあると思われますでしょうか?

今まで慢性的な腰痛や肩こりがあった患者様達が、整体院に通って頂いているだけではなく、こちらでアドバイスをしたように、家や職場でも行うことのできる、セルフケアを実践していただいているので効果が相乗的に上がっているのです。

ぜひ考えて頂きたいのですが、ミミさんの普段の生活環境をどのように見直したら、症状を改善できるのか。ここが大切だと思いますよ。

*末端冷え性に悩んでおります

ということもありますので、足のふくらはぎの筋肉も動かす機会が少なくなっているということも考えられます。

Mさんの冷え性の原因を考えてみましょう

まずは人の体温を上げるためにはどうしたら上げられるのか、基本に戻って考えてみると、どうしたらよいのかがわかりやすくなると思います。

筋肉量が少なかったり運動量が少ない人は体温が低めで、冷え性になりやすいです。

日頃家でも職場でも、運動する環境を作ってみることがお勧めです。

私自身も自宅兼整体院で平日は仕事をしながら過ごしていますので、家トレを実践して良い体調が続くように心がけております。

冷え性を改善させる方法

ふくらはぎの筋肉をよく動かしてみる

デスクワークの方でも仕事をしながら、ふくらはぎの筋肉を伸縮させて足からの血行を良くすることも可能です。

つま先立ち、 踵立ちの運動がありますので、ぜひ試してみてください。エコノミークラス症候群の予防などにも役立ちます。

つま先立ち踵立ちを交互に1時間毎に1セット(10回)行って頂けると良いと思います。この方法は簡単ですし、習慣づけていけば、効果が期待できるのでお勧めです。

手の指先の血行を良くするために姿勢を良くして肩関節を動かす機会(運動や体操)を増やしてあげることも良いと思います。

また背中の筋肉や腹筋が少ない方は背中や腰に負担が蓄積されてしまいます。意識的に席を離れて身体を動かしてあげる時間も作ってみてください。

体全体の血流を良くしていきましょう

加齢と共に筋力が落ちてしまい、今よりも足の冷えや体の冷えが顕著に出てしまうのは、Mさんも避けていきたいことではないでしょうか?

そのためには、足先だけでなく体全体の血流を良くしていくことも大切です。体全体の血流が良くなると体温も上がり、免疫力を高められます。

体の中心から体温を上げるために良い運動のひとつに、アブアイソメトリックという筋トレがあります。

体幹に最大20秒間、同じ姿勢を保つことによって、腹筋と背筋を同時に鍛えていくことができるからです。そして女性の方でも、初めての方でもやっていけるところが良いですね。 
自宅で簡単にできて、続けやすい筋トレにアブアイソメトリックがありますのでお勧めだと思います。

アブアイソメトリックのやり方

1.四つん這いになり、両肘、両膝を床に付けます。

2. 両肘を床に押し付けて両膝を浮かせて姿勢を一直線に保ちます。顔は正面に向け、この状態を20秒間保ちます。
(腹筋がプルプルしてくる実感があります)

家トレを行いながら姿勢に気を付けて、筋力を増やしていけば体全体の体温が徐々に上がりやすくなってくると思いますよ。

*運動不足から起きているのかと思い、自宅でできるストレッチや軽い運動を取り入れてみましたが、一向に良くなりません。

せっかくMさんもご自分で上記のように運動を取り入れようとなさったのですから、すぐあきらめずに、2~3か月続けてみて、初めて結果につながることも意識していくようにしてみてくださいね。

血流が悪くなっている習慣を正していくためには、それなりの時間が必要になっていきますので、その部分の心構えをなさってみてください。

慢性腰痛を改善させるために、正しい姿勢を意識して、腰椎の関節を動かすことも大切です。

正しい姿勢は直立して頂いた際にくるぶし・膝・肘・肩・耳の位置が一直線上に整っていることが大切です。

なので、デスクワークの際のポイントは椅子そのもの、また骨盤を立てて座れるようにする、小さなクッションを腰と背もたれの間に挟むと1時間くらいの間でも良い姿勢で楽に座れます。

骨盤を立てて腰椎を自然な前弯のカーブにしてあげられるような座り方の習慣をつけることが良いと思います。

腰痛を改善させるために、腰椎の前弯を蘇らせる体操もお勧めですのでお伝えしますね!

腰椎の前弯を蘇らせる体操

①四つん這いになって、おなかの部分が自然と下がるような姿勢を10秒保ちます。

②四つん這いになったまま猫が背伸びをするようにお尻方向へ体をスライドさせて10秒保つちます。

③四つん這いになったまま、今度は頭の方向に体をスライドさせて10秒保ちます。

①~③を3回、寝る前と朝起きた際に行ってみてください。腰椎が前弯カーブを描きやすくなりますし、何より腰が楽になります。

・腰の横に手を当てて支えながら腰を回す運動を10回で1セット左右にゆっくり回してあげる。

・お風呂で腰を温めてあげる。(ギックリ腰の場合は炎症を起こしている急性の症状ですので、48時間経過されるまでははシャワーだけに済ませてください)

肩こりを改善させるためにお勧めな運動には、肩の三段回しや肘の回旋運動があります。

肩の三段回し

1.両手を合掌をして左右の肘を肩の高さまで挙げていきます。

2.そのまま左右の肩甲骨を近づけるように、両腕を後ろに止まるところまで水平に動かします。

3.止まったところで両腕を体の前で降ろし 、 両手でパンと手を合わせます。これをまず5回繰り返します。

お相撲さんが土俵入りの際に手を動かす姿を連想してみると分かりやすいと思います。

肘の回旋運動

1.両手の四指を肩に当てます。

2. 前側にぐるぐる10回まわしていきます。

3.次に後ろにもぐるぐる10回まわしていきます。肩関節が全方向に動かしていけるので柔軟性が高まります。 

あとは睡眠時間が少ない人も眼精疲労や頚から肩にかけてこりや痛みが溜まることが多いです。横になっていただいている時が頚の筋肉を休めてあげられる大事な時間です。理想の睡眠時間は7時間は取れるようにしてあげてください。前日の老廃物が尿と一緒に翌日出てくれやすくなるので痛みやだるさを解消していく方向にむかいやすくなります。

まとめ

ここまでたくさんお伝えいたしましたが、一つずつ出来るように初めて1週間たったらまたひとつ増やすといった具合にしてみてあげると良いと思います。

私も毎日実践していることですが、これらをすべて行っても15分以内で体操を完了させていますし、気持ちが良いので朝、昼、晩と行う時もありますよ。

セルフケアを行いながら姿勢に気を付けて、休日の時には気分転換の効果もあがりますので、体全体を使う運動も時々なさるようにしてみてくださいね。

当院がお近くであればぜひお尋ねください。そうでない場合には評判の良い治療院に行ってみることも良いかもしれません。

セルフケアを行うことは、今後のMさんの身体を良くしていくためには大切なことです。「慢性的な肩こりと腰痛」が良くなるまでにはお時間がかかることと思いますが、焦りすぎずに生活環境を整えてあげてみてください。

Mさんの症状が改善されますよう祈っております。また分からないことがございましたらお問い合わせくださいね。

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