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腰痛からくる便の不調

Q&A 便秘

こちらは爽快整体院のQ&Aの回答になります。全国から寄せられるご質問に対してお答えさせて頂いております。

腰痛,便秘|ご相談内容

Sさん:仕事でデスクワークをしているためか、このところ(3か月くらい)ものすごい腰痛に悩まされています。
さらに厄介なことに、便の不調が続いています。
具体的には、便秘が続いているのです。
そこで質問なのですが、便秘が腰痛から波及してくる、などということはあるのでしょうか。
現状、青汁を飲んだり、便秘用のサプリを摂取したりして改善に取り組んでいますが、一向に変化がありません。
もしも腰痛にその原因があるのであれば、専門機関に見てもらうなど、本格的な治療も視野に入れています。

回答

初めまして、愛知県西尾市で整体院を営んでいます爽快整体院院長の内田と申します。

当院にも腰痛や便秘のためにご来院されて、改善されている患者様が多いですので、ご参考になればと思い投稿させていただきました。

まずなぜ便秘になるのかを確認してみましょう。

人は毎日食事を摂取しています。そして、胃や腸で消化され吸収されなかった不要なものを便として排泄しています。
しかし、便秘のため便が排泄されないと、腸内で便に含まれている水分が再吸収されてしまい、ますます出にくい硬めの便になってしまったり、腸内の悪玉菌が増加し、ますます腸内環境が悪化してしまったりと悪循環に陥ります。

便秘の症状とは

・何日も排便がない
・便が溜まっている感じはあるが、いきんでも出てくれない
・便が硬かったり小さなコロコロの便が出る
・下剤を服用しないと出てくれない
・お腹が張って苦しい
・便がでても出きった感じがしない
・吐き気もある
・食欲が出ない

などが挙げられます。Sさんにも同じ症状がいくつかありませんか?

便秘の原因とは

・食物繊維の少ない食事
・偏食やダイエットなど、極端に少ない食事量
・水分摂取不足
・ストレス
・腸の運動や筋力の低下

・消化器系の疾患(大腸がん・過敏性腸症候群など)による腸の狭窄や閉塞や蠕動(ぜんどう)運動の障害など

・糖尿病・甲状腺機能低下症などの内科系疾患

・神経系疾患(自律神経失調症・脊椎損傷・パーキンソン病など)による蠕動運動(腸の運動)の麻痺

内服薬による副作用などさまざまな要因が関わりあっています。

生活習慣や食生活の乱れからくる便秘であればそれを改善していけば良いのですが、消化器疾患や内科系疾患など自分だけでは改善できない場合もあります。

その場合適切な治療が必要になってきますので、自己判断で済ませずに病院での診察をお勧めします。

便秘によって引き起こされる症状

お腹の張り、痛み

便秘になると、お腹に便が溜まっていることやガスの発生・貯留により、お腹が張ってしまいます。張りだけでなくお腹の痛みが起こることもあるので辛いですよね。

おならが多い、臭い

もともと、おならは水素や酸素・二酸化炭素・メタンなど匂いのないガスで構成されています。

便秘で腸内環境が悪化すると、硫化水素・アンモニアなどにおいの強いガスが多く発生してしまいます。
そのため、「便秘なのにおならがたくさん出る。」「においがきつい。」といった症状が出てしまうのです。
ちなみに、便秘でなくても肉類などを過剰に摂取してしまうとおならが臭くなることがあります。

便秘の方は、便の水分が再吸収されてしまい硬くなっていることが多いです。

硬い便だと、排泄する際に肛門を傷つけてしまって痔になることもあります。ですので、そうならないように日頃からこまめに水分を取っていきましょう。

食欲の低下

便秘で腸内に便がたくさん詰まっていると、新しい食べ物を腸に送り込んであげることができません。そのため、食欲の低下や場合によっては吐き気などを引き起こすこともあります。

うつ、いらいらする

脳と腸は非常に密接な関係にあることが分かっています。
偏食やジャンクフードの食べ過ぎなど、腸内環境を悪化させる食生活を送っている人は、うつなどの精神疾患を有している人が多いこともわかってきました。腸の健康は脳(メンタル)の健康にも繋がっています。

便秘に効果的な食生活

食物繊維

食物繊維は、便秘解消だけでなく心疾患やがんなどの発症率を低下させる効果もわかってきています。

食物繊維には水溶性・不溶性の2種類があります。

不溶性食物繊維は穀物や豆類・きのこ・芋類・野菜・果物などに多く含まれており、腸を刺激し、排便の量を増加させる働きがあります。
ただし、もともと便が硬い人などが不溶性食物繊維を大量に摂取すると逆に便が硬くなり便秘が悪化してしまうこともありますので、摂取量には注意が必要です。

水溶性食物繊維は海藻やこんにゃく、大麦などに多く含まれており、水に溶けて便を柔らかくしてくれる働きがあります。便秘の人は意識して摂取していただきたい栄養素になります。

便秘の予防方法

水分補給をしっかり行う

便を柔らかくするために、水分摂取は欠かせません。こまめに水分を摂るようにしましょう。
また、起きがけに水を飲むことで睡眠中に体から出てしまった水分を補うとともに、腸に程よい刺激を与えることができます。

乳酸菌、食物繊維が入った食べ物をとる

食物繊維は便秘解消に役に立つ栄養素です。「普段の食事であまり取れていなかったな。」という人は、意識して摂取しましょう。
ただし、腸の手術を受けた人など、場合によっては食物繊維の摂取は控えたほうが良い場合もありますので、気になる方は医師に相談しましょう。

適度な運動を心がける

適度に体を動かすことで、腸の活動を促します。ハードな運動でなくても、ウォーキングなどできる範囲で始めましょう。
また体を動かして運動することができない方は、お腹をやさしくマッサージする。お腹を温めるなども腸の動きを促すことができます。

自律神経の働きを整える

自律神経の働きを整えていくことにより、毎日の排便も習慣になることにつながります。

生活のリズムを整え、決まった時間にトイレに行くようにする。

仕事や家事に追われ忙しい毎日を送っている場合は難しいかもしれませんが、やはり生活のリズムを整えしっかり睡眠を整えることは自律神経を整える効果があり、それが腸へ良い影響を与えてくれます。

また、決まった時間に落ち着いてトイレに入ることで、排便の習慣をつけることができます。

また当院(爽快整体院)での施術を受けられることもお勧めいたします。
当院の整体の施術で、背中~腰部の施術を行うと腸の蠕動運動が高められて便秘が解消されやすくなります。

休日の時には気分転換の効果もあがりますので、体全体を使う運動も時々なさるようにしてみてくださいね。

腰痛の改善方法

腰痛を根本から改善させるためには、正しい姿勢を意識して、腰椎の関節を動かすことも大切です。

仕事でデスクワークをされているということですので、 Sさんが 腰痛を改善させるためには、正しい姿勢を意識して、腰椎の関節を動かすことも大切です。

デスクワークの際のポイントは椅子そのもの、また骨盤を立てて座れるようにする、小さなクッションを腰と背もたれの間に挟むと1時間くらいの間でも良い姿勢で楽に座れます。

骨盤を立てて腰椎を自然な前弯のカーブにしてあげられるような座り方の習慣をつけることが良いと思います。

腰椎の前弯のカーブを蘇らせる体操 

①四つん這いになっておなかの部分が自然と下がるような姿勢を10秒保ちます。

②四つん這いになったまま猫が背伸びをするようにお尻方向へ体をスライドさせて10秒保ちます。

③四つん這いになったまま今度は頭の方向に体をスライドさせて10秒保ちます。

①~③を3回、寝る前と朝起きた際に行ってみてください。腰が前弯カーブを描きやすくなりますし、何より腰が楽になります。

・腰の横に手を当てて支えながら腰を回す運動を10回で1セット左右にゆっくり回してあげる。

・お風呂で腰を温めてあげる。

腰の痛みが引いてきたら、体幹を支える筋肉を増やしてあげることも大切です。

腹筋と背筋が鍛えられていれば体幹を支える力が高まり、腰痛になりにくくなります。また腰と股関節も柔らかければ腰痛になりにくい身体になります。

腹筋と背筋を鍛える| 
アブアイソメトリック

腹筋と背筋の鍛え方はアブアイソメトリックという自宅で簡単にできて、続けやすい筋トレがお勧めだと思います。

1. 四つん這いになり、両肘、両膝を床に付けます。

2.両肘を床に押し付けて両膝を浮かせて姿勢を一直線に保つ。顔は正面に向ける。この状態を20秒間保ちます。
(腹筋がプルプルしてくる実感があります)
これを1日1~2セットやっていけるようにしたら徐々に身体の軸が鍛えられて腰痛予防につながってくれることと思います。

まとめ

そして仕事が忙しくても、休憩時間は必ず取ってくださいね!
1時間デスクワークしたら10分は休憩を入れるとかでも良いです。

そういう意識を持たないと、仕事であっても、大切なお体の方が悲鳴を上げてしまい、保てなくなるかもしれません。

便秘は様々な要因が関わっていますし、人によってその要因は様々です。

ただし、長期間にわたって排便がない・お腹が痛い・吐き気があるという場合は、何らかの疾患の可能性も考えられますので速やかに胃腸科・消化器内科など専門の医療機関を受診してくださいね!

当院がSさんの近くにあれば数回の施術で改善していけると思いますので、お住まいが近くであればご利用を検討してみてくださいね。

Sさんの腰痛と便秘が、改善できますよう祈っております。また何か分からないことがありましたら、お問い合わせくださいね。

西尾と蒲郡の整体は爽快整体院にお任せください!
辛い腰痛・肩こり・側弯症・O脚・産後の骨盤を改善に導きます♪

爽快整体院 院長 内田勇樹
住所:愛知県西尾市西幡豆町池下71番地7
TEL(0563)62-5585
爽快整体院公式ホームページ
https://soukaiseitai.arigatou-jinsei.jp
産後骨盤矯正は西尾の爽快整体院で解決します!
https://soukaiseitai.jimdofree.com

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