こちらは爽快整体院のQ&Aの回答になります。全国から寄せられるご質問に対してお答えさせて頂いております。
目次
生理の前の不調に悩んでいます |ご相談内容
Hさん: 40代女性です。
生理にまつわる体調の変化に困っています。
頭が重くなったり腰が痛くなったりということはほぼ毎月あるのですが、他にも目がだるくなったり歯が痛くなったりします。
気持ちがネガティブになることもよくあります。そういう時期はあまり長くないのですが、最中のときは生理の前触れだとは気づかないのでつらいです。そういうときはテレビを見ても笑えません。
体の痛みを防ぐ方法があれば知りたいです。気持ちが暗くなったときに効く方法も知りたいです。
回答
愛知県西尾市で整体院を営んでおります爽快整体院院長の内田と申します。
Hさんの「生理の前の不調」のお悩みお察しいたします。
当院にも生理痛、腰痛、自律神経失調症、冷え性、体の不調の改善のために施術でご来院されて、良くなっている患者様が多いですので、ご参考になればと思い投稿させていただきました。
今の不調の原因を知る
大事なことは、Hさんの大切なお体が、これから調子よくあり続けるにはどうしたら良いのかということだと思います。
そのためには今に至ってしまった原因を知り、これからの生活環境の改善が大切かと思われます。セルフケアも外せませんね。以下のことを参考になさってみてくださいね。
頭が重くなったり、目がだるくなったりするということですが、首、肩の周辺が硬かったり、凝ることはございませんでしょうか?
頭部への血流の流れが良くない時にそのような症状が出ることもよくあります。
生理の前に憂鬱になってしまわれたりする場合には、外をウォーキングされたりすることもいと思います。朝の太陽のひかりを15分位でも当たると、元気をもらえると思いますよ。
ベイビーステップで、小さな目標を立てて体調の改善につなげてみましょう
*体の痛みを防ぐ方法があれば知りたいです。気持ちが暗くなったときに効く方法も知りたいです。
→具体的には人それぞれやり方も違ってくると思いますが、Hさんの場合は体操などをして体を動かす習慣を作ってみたらいかがでしょうか?
腰痛や頭の重さがあるようですので、肩の三段回し、肘の回旋運動、腰椎の前弯を蘇らせる体操をお伝えしますね。
頭部や肩周りの血流を良くしてあげる|改善方法
頭の重さを改善するためには、頭部や肩周りの血流を良くしてあげることが大切です。
お勧めな運動には肩の三段回しや肘の回旋運動がありますよ。
肩の三段回し
1.両手を合掌をして左右の肘を肩の高さまで挙げていきます。
2.そのまま左右の肩甲骨を近づけるように、両腕を後ろに止まるところまで水平に動かします。
3.止まったところで両腕を体の前で降ろし 、 両手でパンと手を合わせます。これをまず5回繰り返します。
お相撲さんが土俵入りの際に手を動かす姿を連想してみると分かりやすいと思います。
肘の回旋運動
1.両手の四指を肩に当てます。
2. 前側にぐるぐる10回まわしていきます。肩関節が全方向に動かしていけるので柔軟性が高まります。
3.次に後ろにもぐるぐる10回まわしていきます。
こういったセルフケアを途中でやめずに続けていくようにしてくださいね。
あとは睡眠時間が少ない人も眼精疲労や頚から肩にかけてこりや痛みが溜まることが多いです。横になっていただいている時が頚の筋肉を休めてあげられる大事な時間です。理想の睡眠時間は7時間は取れるようにしてあげてください。前日の老廃物が尿と一緒に翌日出てくれやすくなるので痛みやだるさを解消していく方向にむかいやすくなります。
腰椎の前弯を蘇らせる体操
腰痛を改善するセルフケアには、腰椎の前弯を蘇らせる体操もお勧めです。
①四つん這いになっておなかの部分が自然と下がるような姿勢を10秒保ちます。
②四つん這いになったまま猫が背伸びをするようにお尻方向へ体をスライドさせて10秒保ちます。
③四つん這いになったまま今度は頭の方向に体をスライドさせて10秒保ちます。
①~③を3回、寝る前と朝起きた際に行ってみてください。腰が前弯カーブを描きやすくなりますし、何より腰が楽になります。
・腰の横に手を当てて支えながら腰を回す運動を10回で1セット左右にゆっくり回してあげる。
・お風呂で腰を温めてあげる。
腰の痛みが引いてきたら、体幹を支える筋肉を増やしてあげることも大切です。
腹筋と背筋が鍛えられていれば体幹を支える力が高まり、腰痛になりにくくなります。また腰と股関節も柔らかければ腰痛になりにくい身体になります。
腹筋と背筋を鍛える方法|アブアイソメトリック
腹筋と背筋を鍛える方法はアブアイソメトリックという筋トレがあります。
女性の方でもやりやすいレーニングですし、その反面しっかり腹筋と背筋もついていきますので、しなければもったいないくらいです。ぜひ習慣にしてみてくださいね。
1. 四つん這いになり、両肘、両膝を床に付けます。
2.両肘を床に押し付けて両膝を浮かせて姿勢を一直線に保つ。顔は正面に向ける。この状態を20秒間保ちます。
(腹筋がプルプルしてくる実感があります)
これを1日1~2セットやっていけるようにしたら徐々に身体の軸が鍛えられて腰痛予防につながってくれることと思います。
まとめ
セルフケアを行いながら姿勢に気を付けて、休日の時には気分転換の効果もあがりますので、体全体を使う運動も時々なさるようにしてみてくださいね。
あせらずにベイビーステップで、こつこつと続けて習慣づけられれば大丈夫ですよ。
Hさんの「生理の前の不調」が改善されますよう祈っております。 何かまた分からないことがございましたら、またいつでもご質問くださいね。
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