こちらは爽快整体院のQ&Aの回答になります。全国から寄せられるご質問に対してお答えさせて頂いております。
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首周りの痛みで生活に支障をきたしています|ご相談内容
Sさん:2018年9月下旬に帰宅寸前の自宅前(外付けの)階段から後ろ向きに転落、翌朝通行人に発見され救急搬送となりました。所見は急性硬膜外血腫&第二頚椎骨折でした。幸い、2週間の入院・2週間の自宅療養を経て社会復帰出来ました。(医師曰く、予想以上に回復ペースが早かったとのこと)その後、会社の時短勤務を得て12月から完全復帰したつもりでした。が、その後、遅れを取り戻すべく無理をしたのがあだになったのか、2019年2月中旬頃から、後頭部・頸回り・肩に強い痛みを感じるようになりました。しまいにはまともに眠るのも困難になり、4月頃自宅近くの整形外科を探し診療してもらったものの、レントゲンでは全く問題無く、簡単な電子治療&湿布薬&鎮痛剤処方で経過観察となりました。熟睡できず勤務時間はボーっとする日々で、いよいよ、40歳代後半にもなって真剣に退職を考えるまでになってしまいました。何とか普通の生活ができないものか、どうしようもなく困っています。幸い独り者の為、この1年は開き直って療養に専念しようかとも思っています。何か突破口はありませんでしょうか。
回答
愛知県西尾市で整体院を営んでおります爽快整体院院長の内田と申します。
Sさんの「 頭部・頸回り・肩に強い痛み 」のお悩みお察しいたします。
当院にも肩こり、首周りの痛み、頭痛の改善のために施術でご来院されて、良くなっている患者様が多いですので、ご参考になればと思い投稿させていただきました。
Sさんの首周りの痛みの原因を一緒に考えてみましょう
頭や首の部位はデリケートな部分です。
・2019年2月中旬頃から、後頭部・頸回り・肩に強い痛みを感じるようになりました。しまいにはまともに眠るのも困難になり
→ということですので、慎重に2018年9月の急性硬膜外血腫&第二頚椎骨折の後遺症があることも可能性があるのかなと考えてお来なくてはならないと思います。
・何か突破口はありませんでしょうか。
Sさんは前向きでいらっしゃるので、そのように考えていかれること自体が、突破口になっていかれていくことかと思います。
まず生活のリズムを整えて、首肩にかかる緊張を減らして、後頭部・頸回り・肩に強い痛みを減らしていかれることをお勧めいたします。
熟睡できず勤務時間はボーっとする日々の原因
深呼吸が上手くできていないために頭に酸素が行きわたりにくい点も考えられます。
肩が前に入っている姿勢だと胸郭を下げてしまい、肺の圧迫が増えるために浅い呼吸になってしまいます。そうすると呼吸で酸素を体内に取り入れる質が低下してしまいます。
反対に胸を少し張るように姿勢を良くしていけるようになると胸郭も上がり、肺の圧迫が無くなり深呼吸が取り易くなりますよ。
賢いSさんなら分かると思いますが、姿勢が良くなれば深呼吸が出来るようになり、ぼーっとする時間は減っていくようになっていかれると思います。
頭部への血流の循環が悪いと頭痛が起こりやすくなります
頭痛は血流の循環が悪くて、疲労の物質が身体から抜けていないと起こりやすくなります。
睡眠時間は7H以上取っていただくこともお勧めいたします。
お茶や水分の補給もしっかりとこまめに取ってみえますでしょうか?不足していても血流の循環が悪くなりますので大切です。
正しい姿勢も肩こりの予防のために大切です。背中が丸くなって、肩が前に入っている姿勢で座っていませんでしょうか?
そして肩関節を動かす機会(運動や体操)を増やして、姿勢を良くする時間や機会を少しずつ増やしてあげることが役立ちますので行ってみると良いと思います。
生活環境を改善してみる
パソコンを常時使用してデスクワークをしているようであれば、パソコンを見ている目線の高さを確認してみてください。
ノートパソコンのようなものですと目線が下がり、長時間前傾姿勢になっているのかもしれません。
そういった場合、肩関節を動かす機会(運動や体操)を増やしてあげることが痛みの原因(筋肉の硬さ)を取り除くことに役立ちますので行ってみると良いと思います。
*私自身がもし同じような立場でしたら、1時間おきに休憩を取り入れて席を立って遠くを眺める時間と、肩を動かす体操の時間などを入れていくと思います。
まずは姿勢を良くしてあげることを基本にしてみてください。
肩こり、首こりを減らす正しい姿勢 |ゴールデンライン
正しい姿勢は直立して頂いた際にくるぶし・膝・肘・肩・耳の位置が一直線上に整っていることが大切です。
最初から全部できないとしても大丈夫ですので、時々見直して良い姿勢にできるだけなるよう、気にかけてみてくださいね!
肩こりを減らし、姿勢を良くするお勧めな運動には、肩の三段回しや肘の回旋運動があります。
肩の三段回し
1.両手を合掌をして左右の肘を肩の高さまで挙げていきます。
2.そのまま左右の肩甲骨を近づけるように、両腕を後ろに止まるところまで水平に動かします。
3.止まったところで両腕を体の前で降ろし 、 両手でパンと手を合わせます。これをまず5回繰り返します。
お相撲さんが土俵入りの際に手を動かす姿を連想してみると分かりやすいと思います。
肘の回旋運動
1.両手の四指を肩に当てます。
2. 前側にぐるぐる10回まわしていきます。
3.次に後ろにもぐるぐる10回まわしていきます。
肩関節が全方向に動かしていけるので柔軟性が高まります。
私自身もこの体操を習慣化していて、肩こりはずっとありません。
何よりも2分ほどあればできてしまいますので三段回しや肘の回旋運動をしない手はありませんよ。
7時間睡眠はお勧めです
あとは睡眠時間が少ない人も頚から肩にかけてこりや痛みが溜まることが多いです。横になっていただいている時が頚の筋肉を休めてあげられる大事な時間です。理想の睡眠時間は7時間は取れるようにしてあげてください。前日の老廃物が尿と一緒に翌日出てくれやすくなるので痛みやだるさを解消していく方向にむかいやすくなります。
まとめ
「後頭部・頸回り・肩に強い痛み」 が良くなるまではご自身の姿勢を姿見か上半身の映る鏡で朝、昼、晩の3回は見るように心がけてみてください。
こういった一日の疲れをリセット出来るような環境作りが大切かと思われます。
時間がかかることは覚悟のうえで、1か月、2か月と生活の習慣を良くしていきながら、少しずつ改善していけることが分かれば、良くなっていかれる兆候だと思います。
セルフケアを行いながら姿勢に気を付けて、体全体を使う運動も時々なさるようにしてみてくださいね。
Sさんの「後頭部・頸回り・肩に強い痛み」が改善されていきますよう祈っております。また分からないことがございましたらお問い合わせくださいね。
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