こちらは爽快整体院のQ&Aの回答になります。全国から寄せられるご質問に対してお答えさせて頂いております。
冷え性がひどい|ご相談内容
Mさん:普段デスクワークが多い、33歳女性、独身です。
20代前半から冷え性がひどく、十数年も悩んでいます。
寒い季節だけでなく、1年中を通して手足の末端が冷たくなる症状が現れます。
夏で靴下を履いていても足の末端が冷えてしまい、冬はひどい時で寝るときも手足の震えが止まらず、なかなか眠りにつくことができない日々が続きます。
長時間の入浴やリンパマッサージ、生姜を摂取するなど身体を温める努力はしていますが、それも一瞬温まるだけで長続きしません。
体質改善を念頭に頑張りたいのですが、自宅でもできるセルフケアはありますか。
回答
初めまして、愛知県西尾市で整体院を営んでいます爽快整体院院長の内田と申します。
Mさんの冷え性のお悩みお察しいたします。
当院にも冷え性の施術でご来院されて、改善している患者様が多いですので、ご参考になればと思い投稿させていただきました。
まずデスクワークを半日以上されている方には、腰痛や肩こりに加えて冷え性にも悩まされているケースが非常に多くあります。
その一方で、同じ仕事をされているのに冷え性にも腰痛や肩こりにもなられていない人も必ず存在しています。
当院で施術を受けられている患者様は、過去に酷い冷え性や腰痛や肩こりを悩まされていたにもかかわらず、半年後には前のように慢性的な冷え性から腰痛や肩こりが出なくなった方も数多くいらっしゃいます。
この違いってどういうところにあると思われますでしょうか?
今まで冷え性があった患者様達が、整体院に通って頂いているだけではなく、こちらでアドバイスをしたように、家や職場でも行うことのできる、セルフケアを実践していただいているので効果が相乗的に上がっているのです。
ぜひ考えて頂きたいのですが、MBさんの普段の生活環境をどのように見直したら、症状を改善できるのか。ここが大切だと思いますよ。
*夏で靴下を履いていても足の末端が冷えてしまい、冬はひどい時で寝るときも手足の震えが止まらず、なかなか眠りにつくことができない日々が続きます。
ということもありますので、足のふくらはぎの筋肉も動かす機会が少なくなっているということも考えられます。
Mさんの冷え性の原因を考えてみましょう
まずは人の体温を上げるためにはどうしたら上げられるのか、基本に戻って考えてみると、どうしたらよいのかがわかりやすくなると思います。
筋肉量が少なかったり運動量が少ない人は体温が低めで、冷え性になりやすいです。
日頃家でも職場でも、運動する環境を作ってみることがお勧めです。
私自身も自宅兼整体院で平日は仕事をしながら過ごしていますので、家トレを実践して良い体調が続くように心がけております。
冷え性を改善させる方法
ふくらはぎの筋肉をよく動かしてみる
デスクワークの方でも仕事をしながら、ふくらはぎの筋肉を伸縮させて足からの血行を良くすることも可能です。
つま先立ち、 踵立ちの運動がありますので、ぜひ試してみてください。エコノミークラス症候群の予防などにも役立ちます。
つま先立ち踵立ちを交互に1時間毎に1セット(10回)行って頂けると良いと思います。この方法は簡単ですし、習慣づけていけば、効果が期待できるのでお勧めです。
手の指先の血行を良くするために姿勢を良くして肩関節を動かす機会(運動や体操)を増やしてあげることも良いと思います。
また背中の筋肉や腹筋が少ない方は背中や腰に負担が蓄積されてしまいます。意識的に席を離れて身体を動かしてあげる時間も作ってみてください。
体全体の血流を良くしていきましょう
加齢と共に筋力が落ちてしまい、今よりも足の冷えや体の冷えが顕著に出てしまうのは、Mさんも避けていきたいことではないでしょうか?
そのためには、足先だけでなく体全体の血流を良くしていくことも大切です。体全体の血流が良くなると体温も上がり、免疫力を高められます。
体の中心から体温を上げるために良い運動のひとつに、アブアイソメトリックという筋トレがあります。
体幹に最大20秒間、同じ姿勢を保つことによって、腹筋と背筋を同時に鍛えていくことができるからです。そして女性の方でも、初めての方でもやっていけるところが良いですね。
自宅で簡単にできて、続けやすい筋トレにアブアイソメトリックがありますのでお勧めだと思います。
アブアイソメトリックのやり方
1.四つん這いになり、両肘、両膝を床に付けます。
2. 両肘を床に押し付けて両膝を浮かせて姿勢を一直線に保ちます。顔は正面に向け、この状態を20秒間保ちます。
(腹筋がプルプルしてくる実感があります)
家トレを行いながら姿勢に気を付けて、筋力を増やしていけば体全体の体温が徐々に上がりやすくなってくると思いますよ。
* 長時間の入浴やリンパマッサージ、生姜を摂取するなど身体を温める努力はしていますが、それも一瞬温まるだけで長続きしません。
せっかくMさんもご自分で上記のように取り入れようとなさったのですから、すぐあきらめずに、2~3か月続けてみて、初めて結果につながることも意識していくようにしてみてくださいね。
血流が悪くなっている習慣を正していくためには、それなりの時間が必要になっていきますので、その部分の心構えをなさってみてください。
まとめ
血流が悪くなっている習慣を正していくためには、それなりの時間が必要になっていきますので、その部分の心構えをなさってみてください。
セルフケアを行いながら姿勢に気を付けて、休日の時には気分転換の効果もあがりますので、体全体を使う運動も時々なさるようにしてみてくださいね。
当院がお近くであればぜひお尋ねください。そうでない場合には評判の良い治療院に行ってみることも良いかもしれません。
セルフケアを行うことは、今後のMさんの身体を良くしていくためには大切なことです。冷え性が良くなるまでにはお時間がかかることと思いますが、焦りすぎずに生活環境を整えてあげてみてください。
Mさんの冷え性が改善されますよう祈っております。また分からないことがございましたらお問い合わせくださいね。
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