こちらは爽快整体院のQ&Aの回答になります。全国から寄せられるご質問に対してお答えさせて頂いております。
目次
膝と背中の痛みに悩んでいます|ご相談内容
Sさん:子供の頃から床に直接座るスタイルで生活してきました。今まではそれで問題なかったのですが、30代になってから長時間座っていると膝が痛くなる時があります。椅子は好きではないので、あまり座りたくありません。
身体のコリをほぐすためにウォーキングやストレッチなどを行っていますが、あまり良くなりません。
たまに背中が痛くなる時もあります。そんな時はバランスボールに寄りかかって作業をしています。この悩みを解決するにはどうしたら良いでしょうか?
回答
Sさんの膝の痛みお察しいたします。
愛知県西尾市で整体院を営んでおります爽快整体院院長の内田と申します。
当院にも膝痛のための施術でご来院されて、改善されている患者様も多いですので、ご参考になればと思い投稿させていただきました。
どうしたら膝の痛みをなくしていけるか考えてみましょう
膝を支える太ももの筋肉であったりふくらはぎの筋肉や足首の硬さはありますでしょうか?
膝関節に痛みの出る方は、大腿部の柔軟性が足りない場合と、筋肉が足りていないこともよくあります。膝関節を支える力を増やすための大腿部の筋肉を鍛えてあげることも大切ですね。
大腿部の筋肉の鍛え方
椅子に座って脚を水平になるまで持ち上げて、5秒間保ち、ゆっくりと下す。この一連の動作を10回で1セットとして左右の脚それぞれ行ってみてください。
またフラミンゴの体操も良いと思います。
片足1分間ずつ約90度に膝を曲げてその場で立ってできる体操です。
朝夕1セットずつ行うことがお勧めです。
膝の関節の隙間も維持していきましょう
また膝裏の膝窩筋を緩めてあげて、膝関節の隙間を作ってあげることも大切かと思います。
膝関節の隙間は目で見えませんが、クッションなどの柔らかいものをひざ裏に挟んで20秒くらい正座のようにして曲げてみると広がってくれます。
たまに背中が痛くなる時もあるということですので。腰部が自然な前弯のカーブも描いておらず、猫背に近い姿勢になられているのかもしれませんね。
腰椎の前弯を蘇らせる体操もお勧めです。
腰椎の前弯を蘇らせる体操
①四つん這いになって、おなかの部分が自然と下がるような姿勢を10秒保ちます。
②四つん這いになったまま猫が背伸びをするようにお尻方向へ体をスライドさせて10秒保つちます。
③四つん這いになったまま、今度は頭の方向に体をスライドさせて10秒保ちます。
①~③を3回、寝る前と朝起きた際に行ってみてください。腰椎が前弯カーブを描きやすくなりますし、何より腰が楽になります。
まとめ
膝の痛いときは椅子での生活をお勧めいたします。なぜなら骨盤を立て座る方が、正しい座り方がしやすくなります。また膝を曲げたり伸ばしたりの動作がしやすくなるためインナーマッスルである腸腰筋の柔軟性も保ちやすくなるため、背中の痛み(特に腰部)が改善されやすくなります。
セルフケアを行いながら、体全体を使う運動も時々なさるようにしてみてくださいね。
Sさんが膝と背中の痛みを今以上にひどくさせないようにして、改善できますよう応援しています。また分からないことがございましたらお問い合わせくださいね。
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