こちらは爽快整体院のQ&Aの回答になります。全国から寄せられるご質問に対してお答えさせて頂いております。
目次
股関節が痛いです|ご相談内容
Tさん: 40代男性です。
15年位前に左足に人工股関節を入れる手術を行いました。
普段は特に痛みなどもないのですが、体調を崩したり、疲れがたまると手術をした左足がとても痛みます。
手術した股関節の周りだけがズキズキと痛むこともあれば、その痛みが足全体に広がり、松葉杖がないと歩けなくなる時もあります。
何度か整形外科で見てもらいはしたのですが、レントゲン上では異常がなく、医師にも原因がわからないとのことでした。なんとか痛みがなくなる方法はないでしょうか?
回答
初めまして、愛知県西尾市で整体院を営んでいます爽快整体院院長の内田と申します。
Tさんのお悩みお察しいたします。
当院にも辛い腰痛や股関節痛の改善のための施術でご来院されている患者様も多いですので、ご参考になればと思い投稿させていただきました。
まずTさん自身の股関節の状態を良くするための一日のルーチンを作り上げてみることが大切だと思います。
Tさんの股関節の痛みが起こる原因を一緒に考えてみましょう
*普段は特に痛みなどもないのですが、体調を崩したり、疲れがたまると手術をした左足がとても痛みます。
ということですが、人工関節の手術後の方も大腿部の筋肉を減らしすぎないように気を付けて頂く必要があるかと思います。体調を崩したりされる時は、太腿部の筋肉が弱ってくる為に股関節を支えてくれる筋力が弱くなることが原因で、股関節に痛みが出てくるのかもしれません。
また股関節の可動域を広げてあげられる体操をしたりすることも必要な状態だといえます。そうしていかないと伸縮されていない筋肉はどうしても硬くなりやすいものです。現在股関節を覆っている大殿筋や中殿筋まで硬くなりやすい状態だと思います。
股関節痛予防のセルフケアとして家で出来るケアの方法を中心にお伝えしていきますね。
股関節の状態を良くするには
*股関節ぐるぐるの体操がお勧めです。
仰向けになり、脚の付け根を中心に大腿部(太もも)を時計の針のようにぐるぐる回す動作です。
股関節を柔らかくするエクササイズ
①肩と両腕を床につけて、左膝を胸に近づける。
②足首を直角にしたまま、左膝をゆっくりと外側へ倒していく。
③ 左膝を伸ばす。この時、左脚のかかとは床につけないこと。
④ 左膝を曲げながら、右脚とクロスさせて左脚を体の右側へ持っていく。
⑤ 左膝をさらに曲げながら、右の腰に近づけていく。肩や背中が浮かないように。
⑥ 左膝をスタート位置に戻す。これで1周。これを3回行い。逆回しにも回していきます。右脚でも同様に行います。
このエクササイズによって、股関節の可動域が広がり、股関節が柔らかくなります。また骨盤周辺の歪みを整える働きもあります。
腰から臀部にかけてのストレッチ
次に右膝を両手で抱えお腹の方へ引き寄せ5秒間維持します。
その後いったんゆるめます。このストレッチ動作を3回行います。
次に左膝も両手で抱えて同じ動作を3回繰り返します。
大腿部の筋肉を維持し、硬くなっている脚の部分をマッサージて頂くことも大切ですので、試してみてください。
まとめ
セルフケアを行いながら姿勢に気を付けて、体全体を使う運動も時々なさるようにしてみてくださいね。
Tさんの股関節の動きと痛みが改善されますよう祈っております。また分からないことがございましたらお問い合わせくださいね。
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