こちらは爽快整体院のQ&Aの回答になります。全国から爽快整体院に寄せられるご質問に対してお答えさせて頂いております。
デスクワークで眼精疲労が辛い |ご相談内容
Sさん:普段パソコンを中心としたデスクワークをしているのですが、それが原因かここ三ヶ月ほど眼精疲労に悩まされています。
朝からひどいときもあるのですが、大体が作業をたくさんした夕方頃に症状が重くなります。
目の奥がズキズキ、というかズーンと重いような感覚になり、目を開けているのが辛いと感じる程なのです。
昔から肩こりや頭痛持ちだったのですが、眼精疲労が原因なのか最近さらにひどくなっている気がします。
そんな症状を軽減させるために、マッサージなど自分でできるケアはありますでしょうか?
回答
初めまして、愛知県西尾市で整体院を営んでいます爽快整体院院長の内田と申します。
当院にも眼精疲労、頚、肩の痛み、肩こり改善のためご来院されて、改善している患者様も多いですので、ご参考になればと思い投稿させていただきました。
眼精疲労の原因は頭部や眼にいきわたる血流の流れが良くないことが考えられます。
肩こりと目の疲れの原因
デスクワークなどの作業中は腕が前にあるために肩が前に入り、肩甲骨が左右に引っ張られて肩周辺の筋肉や頚の筋肉が、放っておくと硬くなってしまいやすい環境にあります。
そういった場合、肩関節を動かす機会(運動や体操)を増やしてあげることが痛みの原因(筋肉の硬さ)を取り除くことに役立ちますので行ってみると良いと思います。
パソコンを見続けていると眼の毛様体筋に力が入り続けるため眼が疲れやすくなります。視力を下げてしまう原因になりますので、時々遠くを眺める時間を意識的に作り、席を離れて体を動かす時間も作ってあげてみることもおすすめです。
*私自身がもし同じような立場でしたら、1時間おきに休憩を取り入れて席を立って遠くを眺める時間と、肩を動かす体操の時間などを入れていくと思います。
頭部や肩周りの血流を良くしてあげる|改善方法
頚の横にある筋肉(胸鎖乳突筋)を触ってもらうと硬くなっていたりはされていないでしょうか?こちらは硬いと頭痛の原因を引き起こす原因にもなります。
まずは姿勢を良くしてあげることを基本にしてみてください。
姿勢を良くすることは余計な筋肉の緊張を防ぎますの眼精疲労や肩こりの改善には欠かせないものです。デスクワークの際に骨盤を立てて座る姿勢を意識するようにしてみてください。
良くなるまではご自身の姿勢を姿見か上半身の映る鏡で朝、昼、晩の3回は見るように心がけてみてください。
正しい姿勢は直立して頂いた際にくるぶし・膝・肘・肩・耳の位置が一直線上に整っていることが大切です。
お勧めな運動には肩の三段回しや肘の回旋運動があります。
肩の三段回し
1.両手を合掌をして左右の肘を肩の高さまで挙げていきます。
2.そのまま左右の肩甲骨を近づけるように、両腕を後ろに止まるところまで水平に動かします。
3.止まったところで両腕を体の前で降ろし 、 両手でパンと手を合わせます。これをまず5回繰り返します。
お相撲さんが土俵入りの際に手を動かす姿を連想してみると分かりやすいと思います。
肘の回旋運動
1.両手の四指を肩に当てます。
2. 前側にぐるぐる10回まわしていきます。肩関節が全方向に動かしていけるので柔軟性が高まります。
3.次に後ろにもぐるぐる10回まわしていきます。
こういったセルフケアを途中でやめずに続けていくようにしてくださいね。
あとは睡眠時間が少ない人も眼精疲労や頚から肩にかけてこりや痛みが溜まることが多いです。横になっていただいている時が頚の筋肉を休めてあげられる大事な時間です。理想の睡眠時間は7時間は取れるようにしてあげてください。前日の老廃物が尿と一緒に翌日出てくれやすくなるので痛みやだるさを解消していく方向にむかいやすくなります。
まとめ
ドライアイも起こしているようでしたら、眼が乾燥をしていますので、瞼の閉じる回数が少ないか部屋の湿度が適切か確認してみることも大切です。
セルフケアを行いながら姿勢に気を付けて、休日の時には気分転換の効果もあがりますので、体全体を使う運動も時々なさるようにしてみてくださいね。
Sさんの辛い眼精疲労が一日でも早く改善されますよう祈っております。 また気になることがございましたらお問い合わせくださいね。
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