こちらは爽快整体院のQ&Aの回答になります。全国から爽快整体院に寄せられるご質問に対してお答えさせて頂いております。
肩こりが酷い|ご相談内容
Nさん: 40代 専業主婦です。20代の頃から肩こりが酷く、特に左肩が鉄板の様に硬くなります。
現在は40代ですが、寝るときに左を下にして寝る癖がついていて、いくら気をつけていても気づけば左が下になっていて、翌朝は肩がパンパンになっていて痛みで目が覚める時もあります。
ストレッチや右手の手のひらでさする様に温めたりしますがいまいち効果がありません。
たまに、あまりにも凝りすぎて首の筋まで痛み、クラクラする時があり、自分で何か少しでも改善する方法はありますか?
回答
初めまして、愛知県西尾市で整体院を営んでいます爽快整体院院長の内田と申します。
当院にも肩こり、頚コリ、姿勢改善のためにご来院されて、改善している患者様が多いので、ご参考になればと思い投稿させていただきました。
Nさんの肩こり、頚こりになっている姿勢の原因を取り除いて、環境を良くしてあげるために以下のことを参考におこなってみてください。
肩こりや頚コリになりやすい原因
肩こりや頚こりになりやすい方は腕が前にある時間や頻度が多いために肩が前に入り、肩甲骨が左右に引っ張られて肩周辺の筋肉や頚の筋肉が硬くなってしまいやすい環境にあります。
そういった場合、肩関節を動かす機会(運動や体操)を増やしてあげることが痛みの原因(筋肉の硬さ)を取り除くことに役立ちますので行ってみると良いと思います。
左頚の横にある筋肉(胸鎖乳突筋)を触ってもらうと硬くなっていたりはされていないでしょうか?こちらは硬いと頭痛の原因を引き起こす原因にもなります。
現在の環境を改善してみましょう
まずは姿勢を良くしてあげることを基本にしてみてください。
姿勢を良くすることは余計な筋肉の緊張を防ぎますの肩こりの改善には欠かせないものです。
セルフケアは肩こりと頚コリが良くなるまではご自身の姿勢を姿見か上半身の映る鏡で朝、昼、晩の3回は見るように心がけてみてください。
正しい姿勢は直立して頂いた際にくるぶし・膝・肘・肩・耳の位置が一直線上に整っていることが大切です。
お勧めな運動には肩の三段回しや肘の回旋運動があります。
肩の三段回し
1.両手を合掌をして左右の肘を肩の高さまで挙げていきます。
2.そのまま左右の肩甲骨を近づけるように、両腕を後ろに止まるところまで水平に動かします。
3.止まったところで両腕を体の前で降ろし 、 両手でパンと手を合わせます。これをまず5回繰り返します。
お相撲さんが土俵入りの際に手を動かす姿を連想してみると分かりやすいと思います。
肘の回旋運動
1.両手の四指を肩に当て、
前側にぐるぐる10回まわしていきます。肩関節が全方向に動かしていけるので柔軟性が高まります。
2.次に後ろにもぐるぐる10回まわしていきます。
私自身もこの体操を習慣化していて、肩こりはずっとありません。
何よりも2分ほどあればできてしまいますので三段回しや肘の回旋運動をしない手はありません。
あとは睡眠時間が少ない人も頚から肩にかけてこりや痛みが溜まることが多いです。横になっていただいている時が頚の筋肉を休めてあげられる大事な時間です。理想の睡眠時間は7時間は取れるようにしてあげてください。前日の老廃物が尿と一緒に翌日出てくれやすくなるので痛みやだるさを解消していく方向にむかいやすくなります。
まとめ
セルフケアを行いながら姿勢に気を付けて、休日の時には気分転換の効果もあがりますので、体全体を使う運動も時々なさるようにしてみてくださいね。
特に歩く時の姿勢を意識して歩くことも大切です。左右の肩甲骨を時々近づけて歩くことを意識してみてください。これまで以上に綺麗な姿勢で歩くこともできると思います。
Nさんの肩こり、頚コリが早く改善されますよう祈っております。何か分からないことがありましたら、いつでも聞いてくださいね。最後までお読み頂きましてありがとうございます。
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