こちらは爽快整体院のQ&Aの回答になります。全国から寄せられるご質問に対してお答えさせて頂いております。
目次
生理時の腰の痛み・だるさが取れない|ご相談内容
Kさん:20代の兼業主婦、仕事は事務をしています。
社会人になったあたりから、生理の時、腰を中心とした痛みやだるさが気になるようになりました。
勤務中はデスクワークなのでまだましなのですが、立ち上がる時の腰の重さや、家で立って家事をする時の痛みが辛く感じてしまいます。
いつも生理が始まる2,3日前~生理が始まって2,3日目くらいがピークで、市販の生理痛用の薬も飲むのですが、多少痛みが和らぐかな?程度で、辛さが完全に抜けることがありません。
仕事中、腰回りが冷えないようにしたり、姿勢に気を付けてみたりはしているのですが、いまいち効果があるようにも感じられず…。
おすすめの改善法はありますか?
回答
愛知県西尾市で整体院を営んでおります爽快整体院院長の内田と申します。
Kさんの「生理の前の不調」のお悩みお察しいたします。
当院にも生理痛、腰痛、自律神経失調症、冷え性、体の不調の改善のために施術でご来院されて、改善されている患者様が多いですので、ご参考になればと思い投稿させていただきました。
今の不調の原因を知る
大事なことは、Kさんの大切なお体が、これから調子よくあり続けるにはどうしたら良いのかということだと思います。
そのためには今に至ってしまった原因を知り、これからの生活環境の改善が大切かと思われます。以下のことを参考になさってみてくださいね。
*勤務中はデスクワークなのでまだましなのですが、立ち上がる時の腰の重さや、家で立って家事をする時の痛みが辛く感じてしまいます。
ということですので、生理時の腰痛を改善させるためには、正しい姿勢を意識して、腰椎の関節を動かすことも大切です。
どの筋肉でもそうですが、立ちっぱなしであったり、座りっぱなしであったりと、長時間同じ姿勢でいると筋肉が動いて収縮されていないために硬くなってしまい、動かそうとしたときに負荷がかかりすぎて痛めてしまいます。
良い筋肉の状態というのは適度に伸ばしたり、縮めたり、休めたりをコンスタンスに行える環境にあることが、柔軟性のある筋肉を維持できるということになります。
正しい姿勢を意識する
デスクワークの際のポイントは椅子そのもの、また骨盤を立てて座れるようにする、小さなクッションを腰と背もたれの間に挟むと1時間くらいの間でも良い姿勢で楽に座れます。
このあと座りっぱなしの姿勢を続けるだけでなく、席を立ち身体を動かしてあげてくださいネ!
家事を行っている時には、立ったり座ったりして、時々体を休めてあげるということが大切です。
腰椎の前弯を蘇らせる体操も腰痛の負担を減らせるので、お勧めです。
腰椎の自然な前弯を蘇らせる体操
①四つん這いになって、おなかの部分が自然と下がるような姿勢を10秒保ちます。
②四つん這いになったまま猫が背伸びをするようにお尻方向へ体をスライドさせて10秒保つちます。
③四つん這いになったまま、今度は頭の方向に体をスライドさせて10秒保ちます。
①~③を3回、寝る前と朝起きた際に行ってみてください。腰椎が前弯カーブを描きやすくなりますし、何より腰が楽になります。
・腰の横に手を当てて支えながら腰を回す運動を10回で1セット左右にゆっくり回してあげる。
・お風呂で腰を温めてあげる。
腰の痛みが引いてきたら、体幹を支える筋肉を増やしてあげることも大切です。
腹筋と背筋が鍛えられていれば体幹を支える力が高まり、腰痛になりにくくなります。また腰と股関節も柔らかければ腰痛になりにくい身体になります。
腹筋と背筋の鍛え方はアブアイソメトリックという自宅で簡単にできて、続けやすい筋トレがお勧めだと思います。
アブアイソメトリック
1. 四つん這いになり、両肘、両膝を床に付けます。
2. 両肘を床に押し付けて両膝を浮かせて姿勢を一直線に保つ。顔は正面に向ける。この状態を20秒間保つ。
(腹筋がプルプルしてくる実感があります)
これを1日1~2セットやっていけるようにしたら徐々に身体の軸が鍛えられて腰痛予防につながってくれることと思います。
アブアイソメトリック、実はダイエットも十分期待できます
腹筋と背筋を同時に効率よく鍛えられるアブアイソメトリックには、もう一つ嬉しい力が備わっています。腹筋と背筋の筋力が上がるということは、骨盤周りの血流が改善されて、新陳代謝が進みます。その結果ウエストラインも引き締まっていきます。
簡単に続けやすいトレーニングです。40日間こなせば、習慣にできると言われていますので、途中であきらめずにぜひ習慣にしてみてくださいね。
腰に痛みがある時や気が乗らない時は、1日は休んでくださっても大丈夫です。筋トレは2日間休んでしまうと始めた際の状態に戻ってしまうことを頭に入れておいてくださいね。
まとめ
Kさんの生理時の腰の痛み・だるさが改善できますよう応援しています。また分からないことがございましたらお問い合わせくださいね!
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