こちらは爽快整体院のQ&Aの回答になります。全国から寄せられるご質問に対してお答えさせて頂いております。
目次
ストレートネックは整体で改善しますか |ご相談内容
Yさん: 私は、事務職をしていて首が痛く悩んでいました。それはだいたい2年ぐらい前からです。そして病院を受診したところストレートネックと診断を受けました。そしてリハビリみたいなことをしていますが、一向に変化がありません。
肩こりもひどくなるし、それらも全て首が変になっているからと思うようになっています。今のままでは、仕事ができなくなるのではと心配です。
病院では今一つなので、もしかしたら整体で受けることによりマシになることができるなら行きたいです。どうでしょうか。
回答
初めまして、愛知県西尾市で整体院を営んでいます爽快整体院院長の内田と申します。
Yさんのストレートネックのお悩みお察しいたします。
当院にもストレートネックや頚こりや肩こり、頭痛改善のための施術でご来院されている患者様も多いですので、ご参考になればと思い投稿させていただきました。
ストレートネックは、良い整体院では改善させることもできます。ただ、一度改善させても、これからの生活環境や正しい姿勢を意識されなければ、再びストレートネックになりますので原因を知ることが大切です。
ストレートネックの原因
上の図を見てください。
赤のラインが重心線、緑のラインが頚椎のカーブです。
左の頚椎は正常なカーブを描き、頭部は頚椎でしっかり支えられています。
右のストレートネックを見ると正常なカーブは失われ、頭は頚椎より前に来ています。
ストレートネックの場合、頭部や重心線が背骨より前に来てしまう為に、重い頭を首の筋肉で支えなければなりません。
ですので、慢性的に首や肩がこり、それらの筋肉の緊張から頭痛などのトラブルを引き起こします。
また、猫背の姿勢で座り続けると頚椎の正常なカーブが崩れます。
猫背の姿勢もストレートネックを引き起こす大きな要因の一つです。
ストレートネックをそのままにしていると...
ストレートネックは日常とられている姿勢と深い関係があります。
ストレートネックの場合、頭部や重心線が背骨より前に来てしまう為に、重い頭を首の筋肉で支えなければなりません。
ですので、慢性的に首や肩がこり、それらの筋肉の緊張から頭痛などのトラブルを引き起こします。
ゆうさんの座っている時の姿勢や時間はいかがでしょうか?
また、猫背の姿勢で座り続けると頚椎の正常なカーブが崩れます。
猫背の姿勢もストレートネックを引き起こす大きな要因の一つです。
ストレートネックを改善させるために、生活環境を改善していきましょう。
下を向きながらの作業中は腕が前にあるために肩が前に入り、肩甲骨が左右に引っ張られて肩周辺の筋肉や頚の筋肉が、放っておくと硬くなってしまいやすい環境にあります。
頚の横にある筋肉(胸鎖乳突筋)を触ってもらうと硬くなっていたりはされていないでしょうか?こちらは硬いと頭痛の原因を引き起こす原因にもなります。
まずは姿勢を良くしてあげることを基本にしてみてください。
姿勢を良くすることは余計な筋肉の緊張を防ぎますの肩こりの改善には欠かせないものです。デスクワークの際に骨盤を立てて座る姿勢を意識するようにしてみてください。
また席を離れて体を動かす時間も作ってあげてみることもおすすめです。
Yさんの場合姿勢を良くして肩関節を動かす機会(運動や体操)を増やしてあげることが役立ちますので行ってみると良いと思います。
正しい姿勢を意識する|ゴールデンライン
正しい姿勢は直立して頂いた際にくるぶし・膝・肘・肩・耳の位置が一直線上に整っていることが大切です。
ストレートネックや肩こりが良くなるまでは、ご自身の姿勢を姿見か上半身の映る鏡で朝、昼、晩の3回は見るように心がけてみてください。
また壁際に立って踵から頭までつけて立って見てもらうと、肩が巻き肩になっていないか、頭が壁から離れていないか確認しやすくなると思います。
お勧めな運動には肩の三段回しや肘の回旋運動があります。
肩の三段回し
1.両手を合掌をして左右の肘を肩の高さまで挙げていきます。
2.そのまま左右の肩甲骨を近づけるように、両腕を後ろに止まるところまで水平に動かします。
3.止まったところで両腕を体の前で降ろし 、 両手でパンと手を合わせます。これをまず5回繰り返します。
お相撲さんが土俵入りの際に手を動かす姿を連想してみると分かりやすいと思います。
肘の回旋運動
1.両手の四指を肩に当てます。
2. 前側にぐるぐる10回まわしていきます。
3.次に後ろにもぐるぐる10回まわしていきます。
肩関節が全方向に動かしていけるので柔軟性が高まります。
あとは睡眠時間が少ない人もストレートネックや肩こり、頭痛になりやすい方が多いです。横になっていただいている時が頚の筋肉を休めてあげられる大事な時間です。理想の睡眠時間は7時間は取れるようにしてあげてください。前日の老廃物が尿と一緒に翌日出てくれやすくなるのでだるさを解消していく方向にむかいやすくなります。
まとめ
セルフケアを行いながら姿勢に気を付けて、体全体を使う運動も時々なさるようにしてみてください。
ストレートネックを早期回復につなげるために、当院や近くの評判の良い治療院で施術を受けてみることも良いと思います。
Yさんのストレートネックが早く改善されますよう祈っております。また分からないことがございましたらお問い合わせくださいね。
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