こちらは爽快整体院のQ&Aの回答になります。全国から爽快整体院に寄せられるご質問に対してお答えさせて頂いております。
目次
目の疲れがなかなか取れません |ご相談内容
Mさん:50才台男性です。会社員で単身赴任中です。
ほとんど一日中パソコンに向かって仕事をしています。遠近両用のめがねを3回作り直していますが、ここ2ヶ月前くらいから目の疲れ具合にもよるのか、パソコンや新聞を見るのがつらい時があります。目の筋肉が固まっている、目の奥がジーンとする、という感じです。肩こりもあります。
睡眠時間は1日5~6時間くらいで、少し少ないとは感じています。土日は十分睡眠がとれますが、それだけでは十分目の疲れが取れていない感じです。時々熱いタオルで目を暖めて血行を良くしたりします。
解消には睡眠をたっぷりとるのが一番だと思いますが、他にも目の疲れを取る、防止するよい方法があるでしょうか?
回答
初めまして、愛知県西尾市で整体院を営んでいます爽快整体院院長の内田と申します。
当院にも肩こりや眼精疲労改善のための施術でご来院されている患者様も多いですので、ご参考になればと思い投稿させていただきました。
目の疲れと肩こりの原因
デスクワークなどの作業中は腕が前にあるために肩が前に入り、肩甲骨が左右に引っ張られて肩周辺の筋肉や頚の筋肉が、放っておくと硬くなってしまいやすい環境にあります。
またパソコンを見続けていると眼の毛様体筋に力が入り続けるため眼が疲れやすくなります。視力を下げてしまう原因になりますので、時々遠くを眺める時間を意識的に作り、席を離れて体を動かす時間も作ってあげてみることもおすすめです。
環境を改善してみる
パソコンを見ている目線の高さを確認してみてください。
ノートパソコンのようなものですと目線が下がり、長時間前傾姿勢になっているのかもしれません。
そういった場合、肩関節を動かす機会(運動や体操)を増やしてあげることが痛みの原因(筋肉の硬さ)を取り除くことに役立ちますので行ってみると良いと思います。
*私自身がもし同じような立場でしたら、1時間おきに休憩を取り入れて席を立って遠くを眺める時間と、肩を動かす体操の時間などを入れていくと思います。
正しい姿勢を意識する|ゴールデンライン
まずは姿勢を良くしてあげることを基本にしてみてください。
正しい姿勢は直立して頂いた際にくるぶし・膝・肘・肩・耳の位置が一直線上に整っていることが大切です。
姿勢が良くなるまではご自身の姿勢を姿見か上半身の映る鏡で朝、昼、晩の3回は見るように心がけてみてください。
頭部や肩周りの血流を良くしてあげる|改善方法
頚の横にある筋肉(胸鎖乳突筋)を触ってもらうと硬くなっていたりはされていないでしょうか?こちらは硬いと頭痛の原因を引き起こす原因にもなります。
反対に肩や背中の筋肉が柔らかくなれば、頭部への血流の流れが改善されて、頭痛予防にもつながります。
お勧めな運動には肩の三段回しや肘の回旋運動があります。
肩の三段回し
1.両手を合掌をして左右の肘を肩の高さまで挙げていきます。
2.そのまま左右の肩甲骨を近づけるように、両腕を後ろに止まるところまで水平に動かします。
3.止まったところで両腕を体の前で降ろし 、 両手でパンと手を合わせます。これをまず5回繰り返します。
お相撲さんが土俵入りの際に手を動かす姿を連想してみると分かりやすいと思います。
肘の回旋運動
1.両手の四指を肩に当てます。
2. 前側にぐるぐる10回まわしていきます。肩関節が全方向に動かしていけるので柔軟性が高まります。
3.次に後ろにもぐるぐる10回まわしていきます。
こういったセルフケアを途中でやめずに続けていくようにしてくださいね。
あとは睡眠時間が少ない人も眼精疲労や頚から肩にかけてこりや痛みが溜まることが多いです。横になっていただいている時が頚の筋肉を休めてあげられる大事な時間です。理想の睡眠時間は7時間は取れるようにしてあげてください。前日の老廃物が尿と一緒に翌日出てくれやすくなるので痛みやだるさを解消していく方向にむかいやすくなります。
まとめ
セルフケアを行いながら姿勢に気を付けて、体全体を使う運動も時々なさるようにしてみてくださいね。
Mさんの目の疲れと肩こりが、一日でも早く改善されますよう祈っております。また分からないことがございましたらお問い合わせくださいね。
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