こちらは爽快整体院のQ&Aの回答になります。全国から寄せられるご質問に対してお答えさせて頂いております。
目次
肩こりから起きる全身の不調 |ご相談内容
Sさん: 数年前より肩こりに悩むようになりました。
特に左肩が凝ります。
パソコンで長時間作業をしたときに、眼精疲労から肩が凝っているようです。
寝不足の時や寒いときなど様々場面でも肩こりは起きるため家事がはかどらなくなってしまいます。
肩こりを我慢していると肩が熱を持ち、手を上げることも首を回すことも出来なくなります。
市販の頭痛薬が効かないことや、反対に効きすぎてしまうのか腕に力が入らなくなってしまうこともあります。
力が入らない状態が一番怖いです。
このような状態は数時間で治まるので病院を受診したことはありませんが、受診する場合は何かを選べばいいか教えて下さい。
回答
愛知県西尾市で整体院を営んでおります爽快整体院院長の内田と申します。
Sさんの「肩こりから起きる全身の不調」のお悩みお察しいたします。
当院にも肩こり、首こり、更年期障害、冷え性、体の不調の改善のために施術でご来院されて、良くなっている患者様が多いですので、ご参考になればと思い投稿させていただきました。
病院は整形外科で診てもらうことになるでしょう。
ただ現在の症状を診断してもらい、湿布か痛み止めのお薬を処方されるだけで、肩こりに関してはそれだけでは根本改善にはならないと思われます。
今の不調の原因を知る
重要なことは、Şさんの大切なお体がこれからも調子よくあり続けるにはどうしたら良いのかということだと思います。
そのためには今に至ってしまった原因を知り、これからの生活環境の改善が大切かと思われます。セルフケアも外せません。以下のことを参考になさってみてくださいね。
パソコン作業を長時間していると、腕が前にあるために肩が前に入り、肩甲骨が左右に引っ張られて肩周辺の筋肉や頚の筋肉が、放っておくと硬くなってしまいやすい環境にあります。
そういった場合、肩関節を動かす機会(運動や体操)を増やしてあげることが痛みの原因(筋肉の硬さ)を取り除くことに役立ちますので行ってみると良いと思います。
目の疲れの原因
パソコンを見続けていると眼の毛様体筋に力が入り続けるため眼が疲れやすくなります。視力を下げてしまう原因になりますので、時々遠くを眺める時間を意識的に作り、席を離れて体を動かす時間も作ってあげてみることもおすすめです。
*私自身がもし同じような立場でしたら、1時間おきに休憩を取り入れて席を立って遠くを眺める時間と、肩を動かす体操の時間などを入れていくと思います。
頭部や肩周りの血流を良くしてあげる|改善方法
頚の横にある筋肉(胸鎖乳突筋)を触ってもらうと硬くなっていたりはされていないでしょうか?こちらは硬いと頭痛の原因を引き起こす原因にもなります。
まずは姿勢を良くしてあげることを基本にしてみてください。
姿勢を良くすることは余計な筋肉の緊張を防ぎますの眼精疲労や肩こりの改善には欠かせないものです。デスクワークの際に骨盤を立てて座る姿勢を意識するようにしてみてください。
正しい姿勢を意識する
正しい姿勢は直立して頂いた際にくるぶし・膝・肘・肩・耳の位置が一直線上に整っていることが大切です。
お勧めな運動には肩の三段回しや肘の回旋運動がありますよ。
肩の三段回し
1.両手を合掌をして左右の肘を肩の高さまで挙げていきます。
2.そのまま左右の肩甲骨を近づけるように、両腕を後ろに止まるところまで水平に動かします。
3.止まったところで両腕を体の前で降ろし 、 両手でパンと手を合わせます。これをまず5回繰り返します。
お相撲さんが土俵入りの際に手を動かす姿を連想してみると分かりやすいと思います。
肘の回旋運動
1.両手の四指を肩に当てます。
2. 前側にぐるぐる10回まわしていきます。肩関節が全方向に動かしていけるので柔軟性が高まります。
3.次に後ろにもぐるぐる10回まわしていきます。
こういったセルフケアを途中でやめずに続けていくようにしてくださいね。
あとは睡眠時間が少ない人も眼精疲労や頚から肩にかけてこりや痛みが溜まることが多いです。横になっていただいている時が頚の筋肉を休めてあげられる大事な時間です。理想の睡眠時間は7時間は取れるようにしてあげてください。前日の老廃物が尿と一緒に翌日出てくれやすくなるので痛みやだるさを解消していく方向にむかいやすくなります。
まとめ
肩こりが良くなるまではご自身の姿勢を姿見か上半身の映る鏡で朝、昼、晩の3回は見るように心がけてみてください。
こういった一日の疲れをリセット出来るような環境作りが大切かと思われます。
セルフケアを行いながら姿勢に気を付けて、体全体を使う運動も時々なさるようにしてみてくださいね。
Sさんの「肩こりから起きる全身の不調」が改善できますよう祈っております。
また分からないことがございましたら、お問い合わせくださいね。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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